ナンピンの平均単価 3ステップ
- 取得金額を足す保有株数 × 今の平均単価 + 買い増し株数 × 買い増し単価
- 株数で割る株数の合計で割った加重平均
- 目標の平均単価必要株数 = 保有株数 ×(今の平均単価 − 目標単価)÷(目標単価 − 買い増し単価)、端数は切り上げ
平均取得単価 =(保有株数 × 今の平均単価 + 買い増し株数 × 買い増し単価)÷(保有株数 + 買い増し株数)
平均取得単価の計算式
同じ銘柄を何回かに分けて買ったときの「平均取得単価」は、買った金額の合計を株数の合計で割った加重平均です。値下がりした銘柄を買い増して平均単価を下げる、いわゆる「ナンピン買い」の効果もこの式で確かめられます。
平均取得単価 =(保有株数 × 今の平均単価 + 買い増し株数 × 買い増し単価)÷(保有株数 + 買い増し株数)
目標の平均単価にするために必要な株数は、上の式を買い増し株数について解いた次の式で求めます。端数が出たら1株単位で切り上げています。
必要株数 = 保有株数 ×(今の平均単価 − 目標単価)÷(目標単価 − 買い増し単価)
計算例:3,000円で100株 → 2,400円で買い増し
- 100株買い増し:(300,000円 + 240,000円)÷ 200株 = 平均2,700円。取得金額の合計は540,000円です。
- 300株買い増し:(300,000円 + 720,000円)÷ 400株 = 平均2,550円。取得金額の合計は1,020,000円にふくらみます。
- 平均を2,600円にしたい:100 ×(3,000 − 2,600)÷(2,600 − 2,400)= 200株の買い増しが必要です。
同じ2,400円で買い増しても、100株では300円、300株では450円しか平均単価は下がりません。買い増す株数を3倍にしても下げ幅は1.5倍にとどまり、平均単価は買い増し単価(2,400円)に近づくだけで、それより下にはなりません。
ナンピン買いを考えるときのポイント
- 投資額がどれだけ増えるかを先に見る:平均単価を大きく下げようとするほど、必要な資金は急に増えます。目標単価を入れて必要株数を出し、「合計いくら投じることになるか」を確認してから判断しましょう。
- 単元株に合わせる:日本株は多くが100株単位です。必要株数が150株と出たら、実際には200株(または単元未満株で端数分)を買うことになります。
- 損益分岐点は平均単価:株価が平均取得単価を上回れば含み益になります。手数料や税金まで含めた実際の利益は「株 利益計算」で確かめられます。
- 口座ごとに計算する:特定口座とNISA口座のように口座が違う場合、平均単価は口座ごとに別々です。それぞれの口座の株数と単価で計算してください。
注意点
ナンピン買いは平均単価を下げますが、株価が下がり続ければ損失もそのぶん大きくなります。業績悪化など下落の理由を確かめずに買い増すのは避け、1銘柄に資金を集中させすぎないようにしましょう。この計算機は株価だけで平均単価を出しており、売買手数料は含めていません。証券会社が手数料を取得価額に含めて表示している場合は、画面の数字と少し差が出ます。