借り換え計算機

住宅ローン借り換えの利息削減額と損益分岐

事務手数料・保証料・登記費用(司法書士報酬を含む)・印紙税・完済手数料などの合計

借り換えの判断 3ステップ

  1. 今と借り換え後の返済残高・金利・期間から毎月の返済額と総利息を出す
  2. 利息の削減額今のままの総利息 − 借り換え後の総利息
  3. 正味の効果と損益分岐利息の削減額 − 諸費用、毎月の利息の差を積み上げて諸費用を超えた月が損益分岐

正味の効果 = 利息の削減額 − 諸費用

借り換えで得になるかの計算方法

住宅ローンの借り換えは、金利が下がれば必ず得になるわけではありません。新しいローンを組むための諸費用がかかるため、「減る利息」と「かかる費用」を比べる必要があります。この計算機は、今のローンと借り換え後のローンをどちらも元利均等返済として、次の順番で計算しています。

  1. 今のローン:残高・今の金利・残りの期間で、毎月の返済額と残りの総利息を出す
  2. 借り換え後:同じ残高・新しい金利・新しい期間で、毎月の返済額と総利息を出す
  3. 利息の削減額 = 今のままの総利息 − 借り換え後の総利息
  4. 正味の効果 = 利息の削減額 − 諸費用(プラスなら借り換えが得)
  5. 毎月の利息の差を1か月目から積み上げ、諸費用を超えた月を「損益分岐」とする

毎月の返済額は 残高 × 月利 ×(1+月利)^回数 ÷((1+月利)^回数 − 1) で、月利は年利 ÷ 12 です。

計算例:残高2,500万円・金利1.5%・残り25年

金利0.8%・25年のローンに、諸費用80万円で借り換える場合です。

同じ条件で、条件Bを金利0.6%・20年にすると、毎月の返済額は110,568円に増えますが、総利息は1,536,225円まで減り、正味の効果は2,658,999円、損益分岐は45か月目になります。

反対に、残高1,000万円・金利1.2%・残り10年のローンを金利0.9%・10年に、諸費用60万円で借り換えると、利息の削減額は156,492円にとどまり、正味の効果は−443,508円です。返済が終わるまでに諸費用を回収できず、借り換えないほうが得になります。

借り換えを検討するときのポイント

注意点

この計算は、借り換え時の残高をそのまま新しいローンで借りる前提です。諸費用をローンに上乗せして借りる場合や、ボーナス返済、固定期間終了後の金利変動は反映していません。住宅ローン控除(住宅ローン減税)の扱いも借り換えで変わることがあるため、最終的な判断は金融機関の試算や専門家への相談とあわせて行ってください。

よくある質問

住宅ローンの借り換えはどのくらい金利差があれば得になりますか?

よく言われる目安は「金利差1%以上・ローン残高1,000万円以上・残りの返済期間10年以上」です。ただし最近は諸費用の安いローンも増えており、金利差が1%未満でも得になることがあります。目安に頼らず、残高・金利・諸費用を入れて「正味の効果」がプラスになるかを確かめるのが確実です。

借り換えの諸費用にはどんなものがありますか?

主なものは、新しいローンの事務手数料(定額型や借入額の2.2%前後の定率型など)、保証料(保証料ありのローンの場合)、抵当権の抹消・設定にかかる登記費用と司法書士報酬、ローン契約書の印紙税、今のローンの完済手数料などです。金融機関やローンの種類で大きく変わるので、見積もりの合計額を「諸費用」に入れてください。

損益分岐とは何ですか?

借り換えで毎月減る利息を積み上げていき、その合計が諸費用を上回る月のことです。それより前に繰上げ完済したり売却したりすると、借り換えで損をする計算になります。この計算機では「◯か月目」で表示し、返済が終わるまでに回収できない場合はそのことを表示します。

返済期間を短くして借り換えるとどうなりますか?

毎月の返済額は増えますが、総利息は大きく減ります。「比較する」を開いて、条件Bに別の金利や期間を入れると、毎月の返済額・総利息・正味の効果を並べて比べられます。家計に無理のない返済額かどうかもあわせて確認しましょう。

銀行のシミュレーションと結果が違うのはなぜですか?

この計算機は元利均等返済で、毎月の利息を「残高 × 年利 ÷ 12」で計算し、1円未満を四捨五入しています。金融機関によっては利息の端数処理やボーナス返済の有無、保証料を金利に上乗せする方式などが異なるため、結果に差が出ることがあります。正式な金額は金融機関の試算で確認してください。

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