複利計算の3ステップ
- 月ごとの利息残高 × 年利 ÷ 12
- 利息を元本に組み入れる月複利は毎月、年複利は年1回
- 繰り返して合計入金ごとに残り期間ぶん増える
一括投資(年複利):元本 × (1 + 年利)^年数
複利計算の仕組み
複利とは、元本だけでなく、それまでについた利息にもさらに利息がつく計算方法です。この計算機では、毎月の積立額を月初めに入金し、残高に 年利 ÷ 12 の利息が毎月つくものとして計算しています。月複利ではその利息を毎月元本に組み入れ、年複利では12か月分をまとめて年に1回組み入れます。
積立をしない一括投資なら、将来価値は 元本 × (1 + 年利)^年数(年複利)で求められます。毎月積み立てる場合は、入金するたびにその月から複利が始まるため、表のように1年ごとに積み上げて計算します。
計算例:毎月3万円を年利5%で20年積み立てた場合
- 元本:720万円(3万円 × 12か月 × 20年)
- 月複利で運用した場合の最終積立金額:12,382,389円(運用益5,182,389円)
- 年複利の場合:12,226,137円
- 10年目の時点の評価額(月複利):4,677,879円(元本360万円)
はじめの10年で増えたのは約108万円ですが、次の10年では元本360万円の追加に対して評価額が約770万円増えています。期間が長くなるほど、利息が利息を生む複利の効果が大きくなることがわかります。同じ条件で最初に100万円を入れてから積み立てると、20年後は15,095,030円になります。
また、毎月5万円を年利3%で30年積み立てると、元本1,800万円に対して最終積立金額は29,209,686円です。利回りが控えめでも、期間を長くとることで運用益は元本の6割を超えます。
積立投資をシミュレーションするときのポイント
- 早く始めるほど有利:複利は期間が長いほど効きます。同じ総額を積み立てるなら、開始を5年早めるだけで結果は大きく変わります。
- 利回りは控えめに:想定利回りを高くしすぎると計画が楽観的になります。3%・5%など複数の利回りで比べてみましょう。
- 非課税制度を活用する:課税口座では運用益の約2割が税金になります。新NISAやiDeCoの非課税枠を使うと、表示された運用益をほぼそのまま受け取れます。
- コストを確認する:信託報酬が年1%違うと、長期では利回りが1%下がるのと同じ影響があります。利回りの欄に「想定利回り − 信託報酬」を入れると、コスト控除後の目安になります。